【スタッドレス】冬タイヤシーズン到来間近!
冬タイヤの用意はお済でしょうか?

冬の走行に欠かせないスタッドレスタイヤ。雪道や凍結路での安全を守るためには、タイヤの状態がとても重要です。しかし「まだ溝が残っているから大丈夫」と思っていませんか?実は、冬タイヤの寿命は見た目以上に短い場合があります。今回は、冬タイヤの寿命と交換の目安について詳しくご紹介します。

■ 1. 冬タイヤの寿命は「使用年数」と「溝の深さ」で決まる
【使用年数の目安】
スタッドレスタイヤの寿命はおおよそ4〜5年が目安とされています。ゴムは年数が経つにつれて硬化し、雪や氷の路面にしっかり食いつく性能が落ちていきます。見た目に溝が残っていても、ゴムが硬くなれば「すべりやすいタイヤ」になってしまうのです。
【溝の深さの目安】
スタッドレスタイヤは新品時で約9〜10mmの溝がありますが、使っていくうちに減っていきます。重要なのは「プラットフォーム」と呼ばれる使用限界を示す目印です。これは新品時の溝の約50%(おおよそ4mm)で設けられており、このラインまで減ったタイヤは冬用としての性能を発揮できなくなります。

■ 2. こんな状態になったら交換を検討
– 溝が4mm以下になっている
– 製造から5年以上経過している
– ゴムが硬くなり、指で押しても柔らかさを感じない
– ひび割れや偏摩耗が見られる
特に「効きが悪いな」と感じた時点で要注意です。雪道での制動距離は、わずかな性能低下でも大きな差となって表れます。
■ 3. 寿命を延ばすためのポイント
– オフシーズンは直射日光や高温多湿を避けると劣化を防げます。
– 定期的に空気圧をチェック → 適正空気圧を維持することで摩耗が均一になります。
– ローテーションを実施 → 前後・左右の入れ替えで長持ち。
■ 4. 安全のために早めの交換を
「まだ使えそう」と思っても、冬タイヤは命を守る部品です。溝の深さや年数をチェックし、安全性を最優先に交換することをおすすめします。
当店では、冬タイヤの点検・交換を随時承っております。タイヤ診断をしておりますので、お気軽にご相談ください。
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