タイヤについてのこと01
タイヤの交換時期になりました。
もう冬タイヤに交換された方もいらしゃると思います。
ガソリンスタンドなどで「このタイヤはもう使えませんよ」と言われた経験のある方もいらっしゃる位と思います。
タイヤの使用可否についてはポイントが3つあります。
- タイヤのミゾの深さ
- タイヤのヒビ割れ
- タイヤのゴムの固さ
今回はタイヤのミゾの深さについて解説します。
タイヤのミゾの深さ
タイヤのミゾの深さは新品だとおおよそ7~8mm。冬タイヤだともうちょっと深いです。
このミゾが1.6mm以下になると法令で使用できないと決まっています。
1.6mmのところにはミゾの中にスリップサインという山があるので、これが1か所でも平らになってしますと1.6mm以下となります。
画像は劣化したタイヤです。ミゾの中に接地面と平らになっている部分があります。これがスリップサインです。
冬タイヤにはこのスリップサインよりも高い山があって、そこまで減ると冬タイヤとしての性能が失われていることを示しています。
タイヤメーカーのホームページにはミゾと性能の図が載っています。大体4㎜以下くらいから急速に性能が落ちていくことがわかります。ガソリンスタンドやカーショップが結構ミゾがありそうなのに交換を薦めるのはこのためです。
ミゾは見た目ですぐ使用可否を判断できるため、注意を払って見てみるのも一つの手かもしれません。